NEW!ル・ヴァン・ア・ポワル
2024.11.27
【ワイン新入荷!】
フランスのリムーザン地方からル ヴァン ア ポワルが入荷しました!
【生産者情報】
グザヴィエ マルシェは、パリでコンピューターエンジニアとして働いた後、ロワール渓谷の下流に位置するアンジュ地区に移り住みヴィニュロン(ブドウ栽培者・ワイン生産者)となった。
都会のエンジニアから、自然と共生する農業従事者への転身。それは彼にとって自然な選択だったと言う。 しかしながらこの挑戦は容易な道程でなかったことも確かだ。
畑の取得や設備の購入に費用はかかるし、ブドウ栽培を始めたとしてもワインとして完成するのは数年後のこととなる。当然ワインが出来上がるまでは、収入などほとんどない。大きなリスクを取っての挑戦だった。
人が年を重ねて変化していくように、その人が手掛けるワインも変化していく。
当初のグザヴィエ マルシェのワインは、非常にシリアスでストイックなワインという印象だった。しかし、今日現在の彼のワインからは、少し肩の力が抜けた、穏やかさや、柔らかさを感じられるようになっている。
腕にはタトゥーがあって、丸縁のサングラスに、ボリュームたっぷりの髭。
畑に向かう車に乗ると、スピーカーからはグランジよりのハードロックやヘヴィーメタルが流れ出す。
家の壁にはIbanezのベースやギターがかけてあって…と控えめに言ってもちょっといかつい印象を受ける彼だが、時折見せるこの笑顔からもわかるように、実はチャーミングな性格だったりする。
グザヴィエが、成功を収めていたロワールを後にし、リムーザン地方に移住したのが2021年のこと。
グザヴィエは、既に人間の手が深く入り込み過ぎていたロワール地方では実現不可能な「共生農法」を実践するために、あえてブドウ畑がほとんど存在しないリムーザン地方に移ったのです。