フランスの自然派ワイン・ナチュラルワイン専門店

La Grange De L'oncle Charles
ラ・グランジュ・デ・ロンクル・シャルル

Alsace
アルザス 2019

フランス　アルザス地方

品種　アルザス系品種10種
種類　白ワイン
アルコール度数　13%Vol 


🔽ワイン情報🔽

Kaysersberg, Ammerschwihr, Zellenberg, Rodern,Ribeauvillé村周辺で手摘みにて収穫した葡萄を使用。

土壌も村によって多様で花崗岩、砂岩、泥灰土石灰質土壌からなる。

収穫後、全房プヌマティックプレスにて8時間のプレス。圧搾後、228Ｌ古樽とステンレスタンクにて10ヶ月発酵、熟成。フィルターなし。マセラシオンなし。

🔽生産者情報🔽

当主のジェロームは高校卒業と同時に大工の道に進んだ。しかしワイン愛好家であった祖父の影響を強く受け、ワイン造りを志すようになる。

2014年に自身が生まれ育った家にワイナリーを立ち上げる。彼の大叔父が残した納屋を自身でリフォームしカーブに変え、0.5haしかなかった畑は現在6haまで増えた。

2017年に同級生であるヤン・ビュリーが共同経営者として加わる。

自然と地元をこよなく愛し、土地の個性が強くでるワイン造りを目標とし、その方法としてビオディナミ農法を選択、馬などの動物や自然の力を借りて、ほとんどの時間を畑作業に費やす。

また「テロワールは品種を凌駕する」という言葉を強く信じ、彼の作り出すワインは従来のアルザスワインと違い、品種をエチケットに表記せず、アッサンブラージュ（葡萄品種を混ぜる）により、土地ごと区画ごとに醸造される。

2020年はラグランジュにとって大きな転換期となった、共同経営者であったヤンが抜け、畑の面積も2/3となり、INAOからの通達でAOCの表記ができなくなり、全てのワインをVIN DE FRANCEに格下 げして販売しなければならなくなった。

しかしこれをチャンスに変えようと前向きにとらえたジェロームは多くのワインの製造をしない変わりにクオリティをさらにあげる事を決断。

今までなかった選果台 や高性能の圧搾機を導入。研修生の数も2倍に増やし、より一層、畑とカーブの仕事に専念しはじめた。

2020年は収量をさらに抑えたため、フェノールの熟する速度が早く、高い酸度をたもった素晴 らし葡萄を収穫することができ、亜硫酸無添加でも安定したワインの製造が可能なヴィンテージとなった。