フランスの自然派ワイン・ナチュラルワイン専門店

Domaine Thuronis
ドメーヌ・チュロニス

Bulles d’Esprit2019
ビュル・デスプリ 2019

フランス　ラングドック地方

品種　ソーヴィニヨンブラン100%

ソーヴィニヨンブランで造ったほんのり甘みを感じる微発泡ワインです。

マンゴーやパッションフルーツのニュアンスもあってほっこりしていますが、きれいな酸もあり、飲み心地の良いペットナットです。

アイディアいっぱいのアレクサンドル、 毎回楽しみなユニーク新作!

20 代前半は営業マンだったアレクサンドル・クーランジュ。15 年ほど前に、ワイン造りに興味を持ったことがきっかけで人生の方向を変え、協同組合やネゴシアン で働き、経験を積みました。

そして、そろそろ自分自身 でワインを造りたいとあちこちを探していた時、小麦の 自然栽培をしながらパン造りをするフランソワと出会います。彼が買った農園にはぶどう畑もあったのです。

そのぶどう畑のぶどうを使って敷地内にもともとあったカーヴでワイン造りを始めたのですが、フランソワが農を手放すことに。その農園を買ったのがテール・ド・リ アンという会社。農園や畑を買い、それを貸すことでネットワークを造るシステムです。
そのシステムを使って農園を借り、ようやく落ち着いてワイン造りを始めることができたのが 2010 年のことで した。それからは養豚家や養鶏家などと共同で農園を借りてきましたが、現在は敷地内で小麦造りとパン造りを するパートナーのパン職人と農園の切り盛りをしています。

アレクサンドルの強みはなんといってもアイディアマン ということ。例年ならしっかりしたスタイルのワインを造るぶどうが今一つ糖度が上がらない...時には、軽い赤のペティヤンに仕上げて「未確認飛行物体」などと名付 けてしまったり、発酵が 1 年も続いたシャルドネがやや酸化してしまったとみるや、2 ヴィンテージ混ぜてユニークな仕上がりにしてしまったり。それがどれも美味しいからさすがです。

畑はごくごく自然に、化学肥料などは一切使わないビオ栽培。醸造でも酸化防止剤無添加のナチュールスタイルでワイン造りをしています。

農園管理や一緒に仕事をする仲間が次々と変わり、苦労もあったアレクサンドルですが、3 年前に一緒にワイン造りを手伝ってくれるアストリッドと出会ってからは、ますます仕事にも力が入っています。

2018 年は天候不順で収穫量が激減、ほぼワインが造れないという状況でしたが、それにもめげず、畑の復興作業にコツコツと取り組んでいます。ずっと応援し続けたい生産者の一人です。